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ナイアシンフラッシュとヒスタミン放出について

ナイアシンフラッシュとは、ナイアシンを一定量以上摂取すると、肥満細胞(マスト細胞)内のヒスタミンが細胞外へ放出される現象です。

ヒスタミンは刺激物質であり、アトピーの元凶、つまり全身が赤くなり、痒くなることナイアシンフラッシュと言います。

注意
強いアレルギー体質の方肝臓の弱い方持病のある方精神疾患のある方は主治医とよく相談して頂くようお願いいたします。

ナイアシンとは

ナイアシンとは、ビタミンB群の一つで、ニコチン酸ニコチン酸アミド二つを総称したものをいいます。

健康診断の採決データのLDHの数値に注目します。

LDHは、細胞代謝・物質代謝が行われた際に発生するものです。したがって大きな細胞損傷を招く病気の際には、基準値の5倍などに跳ね上がり、検出されます。

また、低値を示すことは、つまり基礎代謝が低いことを示し、エネルギー代謝等が進まない理由の多くは、ナイアシン不足によるものなのです。

 

ナイアシン不足の確認方法とLDH

LDHは、細胞内の糖代謝に異常をきたすと低下します。糖尿病などの糖代謝異常が代表例です。

つまりナイアシンの摂取不足は、糖代謝に異常をきたし、LDHが低下するのです。 健康診断では言及されませんが、200以下を示せば、ナイアシン不足ということです。

 

ナイアシンフラッシュとヒスタミン放出のメカニズム

高濃度での受動拡散

ナイアシンを過剰摂取し、高濃度となるとき、促進拡散から受動拡散へと切り替えがなされます。

受動輸送の中の受動拡散とは

受動輸送の種類に受動拡散(単純拡散)促進拡散ろ過及び浸透4つの形式があります。

それぞの形式は下記をご参考下さい。

シンプルに言いますと、ナイアシンフラッシュとは、ナイアシン過剰摂取により、受動拡散に切り替わること、ということです。

受動拡散による血中濃度の上昇

受動拡散ではナイアシンの濃度勾配に基づき、消化管内から血液側へ、膜を通過して輸送されます。

ナイアシンの血中濃度が上昇し、その現象が結果、トリガーとなり、肥満細胞(マスト細胞)からヒスタミン放出される為、ヒスタミンが放出された部位でそれぞれの反応が発生するというメカニズムです。

 

ヒスタミン遊離(放出)の仕組み

ナイアシン血中濃度が上がると、皮膚にあるランゲルハンス細胞において、Gタンパク共役受容体109A(GPR109A)ナイアシン結合し、細胞の活性化が起こります。

ランゲルハンス細胞の活性化により、アラキドン酸プロスタグランジン(PGD2、PGE2)が増加し、毛細血管プロスタグランジンD2受容体(DP1)プロスタグランジンE2受容体(EP2)プロスタグランジンE4受容体(EP4)活性化が起こり、皮膚の血管拡張が起こります。

皮膚の血管拡張がなされると、血流の上昇と共にマスト細胞のトリガーとなる様々な物質の流量も増える為、結果ヒスタミンが放出されることとなります。

 

ヒスタミンと花粉症やアトピーなどのアレルギー

花粉症アトピーなどのアレルギー症状は、マスト細胞内に蓄えられたヒスタミン放出されることによって発生します。

現代人は、ナイアシン不足や、運動不足、姿勢の悪さなどで、血液循環不良を起こし、マスト細胞に多くにヒスタミンを蓄積しています。 ヒスタミンの備蓄が多いために、過剰にアレルゲンに反応し、アレルギー症状を起こします。

したがって体内のヒスタミンの蓄積を解放すること、つまりナイアシンフラッシュが、ヒスタミン断捨離となり、アレルギーの苦しみからの解放に繋がるのです。

 

 ナイアシンフラッシュとはどんなもの?

ナイアシンフラッシュの症状は、顔面・頭部・四肢の紅潮、かゆみ、発汗です。 その他に血管が浮き出たりすることもあります。

これらは副作用ではなく血管の拡張による全身の循環改善に伴った反応であり、欧米では当たり前の光景です。 ナイアシンフラッシュは30分~1時間程度で自然に消滅します。

回数を重ねるごとに体に溜まった(マスト細胞に蓄積された)ヒスタミンなくなっていくので、フラッシュ自体が落ち着いてきます。

用意するもの

ナイアシンにはフラッシュするナイアシンと、フラッシュしないナイアシンがあります。 ニコチン酸ニコチン酸アミドの二つですが、それぞれ、   ニコチン酸フラッシュするナイアシン、 ニコチン酸アミドフラッシュしないナイアシンです。

アミドの方は、タイムリリースタイプとか、フラッシュフリータイプとか、記載されていたりします。   ニコチン酸(フラッシュするナイアシン)の過剰摂取は2000mg以上です。

ニコチン酸アミド(フラッシュしないナイアシン)の過剰摂取は500mg以上です。 アミドは複合体なので、分解に負担がかかります。 どちらのナイアシンにせよ、100mgから始めるのが安全です。

購入品を間違えると、うっかり過剰リスクさらされるので、細心の注意をして品物選定をしてください。  

筆者が実際に摂取しているニコチン酸はこちらです▼▼▼

Source Naturalsソースナチュラルズ ナイアシン 100mg 250粒

カートに入れた際下記コードを入れると5~10%割引で購入できます。

AVF5472

 

ナイアシンフラッシュの体験

実施初日(一日200mgまで)

朝、食後にナイアシンサプリを100mg(上記のサプリで仮定して1錠)飲みます。 ナイアシンフラッシュの症状が出れば一日100mgの体質ということです。

しばらくは一日100mgで続けましょう。 そのまま続ければ、フラッシュの頻度が減っておちついていきます。  

ナイアシンフラッシュの症状が出なければ、昼、食後に追加で100mg(1錠)飲みます。 これで反応が出れば、一日200mgの体質ということです。   初日で試すのは一日200mgまでにしましょう。

実施二日目

初日、朝、昼で反応が出なかったならば、200mg以上必要です。

二日目の朝、昼、晩とそれぞれ100mg、計300mgで反応をみて、二日目は終了です。  

300で反応が出れば、しばらく300でフラッシュの頻度が落ちるまで続けます。 300で反応がなければ、その翌日は一日計400で試す、この、一日で計100づつ増やしていく繰り返しです。

上記のようにして、反応がでるまで(ヒスタミンの遊離が起こるまで)摂取して試します。 筆者は400から反応が出ました。一度フラッシュの頻度が下がり、現在は一日600で維持しています。

 

ヒスタミンに対抗するビタミンC

参考記事(ナイアシン/ナカムラクリニック)の一部にも登場しましたが、ビタミンCはヒスタミンを破壊します

ビタミンCの血中濃度を高い数値で維持しておけば、ヒスタミンだけでなく、その他様々なストレス物質にも対抗できます。

ビタミンCは水溶性ですぐに体外に排出されてしまいますが、カルシウムと結びつけることで、胃腸に負担をかけず、かつ体内に長く留まり効力を発揮できます。 ビタミンCとカルシウムを結合させたサプリメントでエスターCという商品がありますので、ナイアシンフラッシュと併せて試してみては如何でしょうか?